武田双雲氏の著書から学ぶ

日中は暑くても朝晩の冷え込みが結構応えるようになりました。ちらほらと紅葉も始まっています。

寒暖差アレルギーがあるくらいです。体調管理をしっかりしなければならない季節ですね。

 

先日、書道家武田双雲さんの著書「天国めがねの法則」を読みました。

その中で、なるほど!!と思わず膝を打った内容があったので簡単に紹介させていただこうと思います。「法則19 『強い自分』と『弱い自分』を親友にする」というタイトルの内容からです。

 

武田氏は、「誰でもポジティブとネガティブな面を持っている。ポジティブになりたければ、まずネガティブを受け入れること。それが自分らしく生きるために力になることにもつながる」といっています。

 

(武田氏がこの著書で言わんとしていることを私なりの解釈でまとめると)

人は、自分に対して「ポジティブに」というと、ネガティブな自分を否定したり責めたりしてしてしまいがちになる。そうするとネガティブな自分は、反発したり自己否定したりするようになってしまう。

だったら、強い自分と弱い自分をそれぞれ一人の人格とみなして脳内で会話させてみてはどうか。

強い自分が、弱い自分に「それじゃだめだろう」と否定するのではなく、まずは弱い自分の言い分をよく聞いてあげればいい。そして認めてあげればいい。

 

そのうえで、弱い自分に「でもこういういい面もあるのでは?」と投げかけてあげる。そうすれば、弱い自分も素直に「そうか」と受け入れたり、考え直してみることができるようにになるはずだといいます。

 

これは、人との会話からヒントを得ているそうです。

他人と会話をしていて、違いがあってもお互い否定せず共感しながら会話をすれば気持ちよく会話がはずむではないか。

同じように自分の中の「強い自分」と「弱い自分」をそれぞれ一つの人格とみて、お互いを否定せずに共感しながら会話をすればいいのではないか。お互いが親友になる。お互いの考えをリスペクトできると居心地が良くなる。結果上機嫌でいられるようになる。

 

以上、武田氏の著書を自分なりにまとめてみました。

 

どうでしょうか?とても面白い発想で、ハッとしました。

超ネガティブな私は、早速やってみるべきだと思いました。