ヘッドホンから教えてもらったこと

毎日寒い日が続いています。

先週は初雪が降り、来週からの予報は雪マークが続いています。

いよいよ本格的な冬ですね。

インフルエンザも猛烈に広がっています。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

先日、あまり使っていなかったヘッドホンを下取りに出して、別のヘッドホン(中古)を購入しました。

カタログ上の性能はほぼ同じなのですが、新しく買ったヘッドホンの発売日の方が3年ほど新しいので、聴いた感じはきっとよくなっているだろうと期待していました。

ただ、ネットで購入したので視聴できない不安がありました。

 

新しいヘッドホンが自宅に届くと、ワクワクした気持ちと不安とですぐに聴いてみました。

聴き始めてすぐ、高音があまり綺麗に伸びず、しかも頭打ちになっていることが気になりました。聴いているうちに、失敗したかな~と不安になりました。

結局、曲を聴いている間、納得がいかない高音にばかり意識が向いてしまい、純粋に音楽を楽しむことができませんでした。

 

残念な気持ちでいると、ふと「ゲシュタルトの環」の話が思い出されました。

 

ゲシュタルトの環・・・

環(輪)が完全な円ではなく、一部が欠けている状態であるときに、人はとかく欠けている部分に意識がいってしまいがちであるという心理学の解釈です。

円のごく一部が欠けているだけなのに、円という形全体を見ないで欠けているところに意識が向かってしまう。

 

ゲシュタルトの環からの例えとして、人を見る時、どうしてもその人の欠点に意識がいってしまい、その人の良さやその人となりを見なくなってしまいがちなので注意が必要だという話を聞きたことがありました。

 

そんな話をふと思い出し、確かに欠点にばかり意識が向かっていたことに気づきました。気持ちを切り替えて改めてヘッドホンを全体から見つめ直してみました。

 

すると・・・中低音はこれまで以上に締まってスッキリしてメリハリが効いていて楽しいこと。さらに、音が広がっていて味わい深いこと。また、かけ心地が良く耳にしっくりなじんでいること。

そうです、良い面がいくつもあることに気づいたのです。

 

欠点にばかり意識が向いてしまうと、そのもの自体が持つ良さや本質を見失ってしまうのですね。

 

このことから、人や物に対しても、また出来事に対しても、欠点に意識が向いてしまったら、必ず全体にもきちんと意識を向けることを忘れずにいようと思いました。

本質を見落としてしまわないように。

 

ヘッドホンから大切なことに気づかされたのでした。