立春が過ぎたとはいえ、この週末は寒波で寒く雪が降り続いている。
日中も零度でまだまだ寒い。
そんな雪が降る寒さの中、昨日、散歩に出かけた。
途中、頭上をヒヨドリがけたたましく鳴きながら一瞬で通り過ぎた。
強烈な鳴き声「ヒーヨ、ヒーヨ」いや「ギ~ヨ、ギ~ヨ」の響きを耳に残して。
いつも、ヒヨドリの鳴き声が品がなくてわめくようでうるさいと思っていた。
しかし、昨日は違った。
こんな凍える寒さの中で、あんな小さな体(鳩と雀の中間くらい)から、なんであんなに体から溢れるようなパワーのある声を出せるのか。冬はきっとまともな餌にありつけないはずなのに。
本当に、一瞬のそのパワーに圧倒されてしまった。
一方の私は、温かい部屋で食べ物を十分にとり防寒着で完全防備しているのに、背中を丸めて歩いている・・・
自然の中で本能で逞しく生きる野生の「パワー」を感じた瞬間だった。