孤独だからこそ(ユーミンに学ぶ)

 

先日、テレビで松任谷由実(「ユーミン」)がインタビューに答えていたのを見て、なるほどと気づかされたことがあった。

 

ユーミンは、50年もの長きにわたりミリオンセラーの大ヒットを続けるカリスマ的な存在である。

そんな彼女が「孤独を感じる」といっていた。

 

トップを走る人は、やはり「孤独」なんだろうなと思った。

 

しかし、ユーミンのいう「孤独」とは、「ひとりぼっち」の寂しさのようなネガティブな意味ではなかった。

その逆で、孤独だからこそすばらしい作品ができるという前向きな意味を持っているという。

 

孤独だからこそ歌も作るし、パートナーが大事でやってきていると。

自分が完結して幸せなら、人は求め合わない。いろんな人とのつながりがあって自分の存在がある。

そんな趣旨の発言だった。

 

人は、孤独を味わいつつも、未完成な存在だからこそ、お互いを必要としている。未完成だからこそ、人と繋がる意味がある。と受け取った。

ユーミンから大切な気づきを得た。