先日、ユーミン(松任谷由実)が、あるテレビ番組で、作曲するときは、まず自分自身が楽しむのだということを言っていた(正確な表現でなくてすみません)。
ユーミンのような超ヒットを連発する人が、人を喜ばせようとして曲を作るのではなく、まずは自分を満たしているということを知って、とても新鮮な感じがした。
その時にふと、以前、若者に圧倒的な支持を得ているあるシンガーソングライター(名前を忘れてしまった)が言っていた言葉を思いだした。
自分はメッセージを曲に込めているのではなく、自分の悲しみや怒りや劣等感を曲にしているだけだという趣旨の言葉。
世間で大いに支持されている人たちは、自分を起点にして発信しているのだ。
表現しようとするとき、相手にどう喜んでもらうかとか、楽しんでもらおうかとばかり考えてしまう。が、まず自分ありきでいいんだということを教えられた。
自分の喜びが皆の喜びに繋がる。自分の感動が皆の感動に繋がる。
もっと、自分を味わっていいのだ。自分を満たすことを優先していいのだ。
二人からの言葉に教えられた。