「あなたは誰のために仕事をしているのか?」
最近読んだ本に、このような問いかけがあった。
自分は誰のために仕事をしているのか?
今の仕事は、欠員が出て困っている職場の皆さんのため。そして、何より生活の糧が得られるので家族のため。
瞬間的に答えが浮かんだ。
でも、これは来年3月の雇用期間までに限られることだと思ったとき、本来やりたいと思っていたことがあったではないかと、自分から問いかけられた。
それは、退職するときに、これからは仕事などで辛い思いをしている人の役に立てるようなカウンセラーになりたいと思っていたこと。
勉強をして資格もとり、まだまだ足りてないと研修やワークを受講したり、ボランティア活動をしたりと、準備をしてきた。
退職後に、カウンセリングでお役に立てることはないかと、伝手を頼ってあちこちにお願いに行ったもののすべて体よく断られた。
誰も、どこの馬の骨かわからないような人に、大切な心の相談をしようなんて思わない、というごくごく当たり前のことを、思い知らされる結果となったのだった。
でも、今回、上記の問いを読んだとき、やっぱり、自分のように・・・いやもっともっと大変な思いで仕事をしている人のために何かしたいと改めて思った。
(でも、これってもしかして、「人の役に立ちたいという名を借りた自己満足のためかも・・・」という思いも頭をかすめる。このことについて、別の日に改めて続きを書きたいと思う)
皆さんは、「誰のために」仕事をしていますか?