自分の足元を掘り下げる

4月25日のNHKうたコンで、司会者からこれからの目標・夢を聞かれたときのジャズシンガーの綾戸智恵氏の言葉。

実に深かった・・・

 

その言葉とは、

 

「若いころは、何かでてこないかとあちこち掘ってきた。でも、これだけやってきた今、自分の足元にこれまでのいろんなことが埋まっていて、そこを掘れば無限に泉のごとくわいてくる。これをこれからやっていこうと思っている」

という趣旨の言葉。

 

これまで、いろんなチャレンジをして様々な経験をしてきたからこその深く重みがある言葉。

 

それにしても、「無限に泉のごとくわいてくる」・・・って、御年65歳キャリア25年で十分円熟期に達したと思われる彼女が、これから更にもっと高みに登っていくということか❗️どれだけ凄い泉なんだろう。

 

そんな、プロの極みという言葉を自分に取り入れるのは失礼とは思いつつ。

自分に都合の良いように解釈して取り入れれば、これからの力になりそうな気がした。

 

何の蓄積も実績もない自分だけれど、もしかしたら自分の足元にも自分なりの泉があるのかもしれない。

 

これから、自分の外にあるものを求めようとせず、自分の足元を深く深く掘り下げてみよう。

 

もともと、このブログを始めたきっかけの一つは、自分を深く深く掘り下げていけば、別の悩みかもしれないけれども悩んでいる方たちと深いところで繋がれるのではという思いがあってのことだったではないか。

 

ブログのタイトルを「フォーカシングな日々」としながら、これまで自分の思いや感覚にきちんと向き合っていなかったことを反省し、これからは深く自分を掘り下げて自分なりの泉を発見してみよう。

 

それが決して自己満足ではなく、読んでくださる皆さんと魂の深いところで繋がれることを期待して。