数年前と今年と2度、テレビ東京の「家、ついて行ってイイですか?」の取材を受けたキーポンこと関口スグヤさんの、夢を追いかける清々しい姿を見て自分のことのようにワクワクしてしまった。
(今は、「キーポン」ではなく「関口スグヤ」として活躍されていますが、ここでは敢えて中学時代の「キーポン」の呼び名で書かせてもらいます)
1回目の取材を受けた中学生のときは、父親の影響で、幼い頃からビートルズが好きで、独学でピアノやドラムを学び父親と演奏している様子が紹介された。
話の合う同級生がいないことやLINEをしないことで仲間に入れなくて(LINEは、友達が義務的な返信に追われてゆっくり自分を楽しめていない様子から自分はあえて距離をおこうと思っていたようだったが)、少し寂しげに実は不登校気味なんだ・・・と語っていた。
が、音楽の話になると俄然顔が輝きだし饒舌になり、好きなレコードをかけるときや楽器を演奏するときに見せる生き返ったような表情が印象的だった。
シンガーソングライターとして自分でCDを作り、販売したお金で好きなレコードを買い集めるという、すでにプロの顔も持っていた。
好きな音楽に一直線に向かう姿勢がうらやましかった。
最近2回目の出演をしたときには、一人ぼっちの中学校から一転し、高校では初日から理解し合える仲間と出会い、バンド活動をしていることを報告してくれた。中学の頃にはこんな展開になるとは想像もできなかったとうれしそうに語っていた。
さらに、1回目の出演のおかげで、敬愛する細野晴臣さんから声をかけてもらいシングルを出すことができたことを報告してくれた。
才能を認めてもらえたということもうれしかったのだろうが、本物のプロの技術の凄さを知り学ぶことが多いと喜んでいた。
人生どこで開けるか本当にわからないものだ。
好きなことを一直線に貫くキーポンくん。
まっすぐに突き進んでいけば、新たな道が拓けてくることを教えてくれた。
心から応援しつつ、彼のこれからを見守っていきたい。
がんばれ!!キーポンくん!!