「自分の中の違和感を無視していた」by ZEROオーナー

「自分の中の違和感を無視していた」

テレビ大阪の「片っ端から喫茶店」という番組に出演していたコーヒー焙煎所ZEROのオーナーが発した言葉。

 

この店を開店するまでに、2回仕事を辞めていたとのこと。

1度は、大手化粧品会社で営業を10年、その後、喫茶店を経営して10年、いずれも相当な努力をして実績を上げていた。

しかし、どちらも10年で自分の体がどうしようもなくなって辞めざるを得なくなった。

 

たまった疲れに気づかずに過ごしてしまい、10年後にパタリと倒れてしまったのだ。

その原因を今振り返って、「自分の中の違和感を無視していたから」と気づいたという。

 

「このことに気づくまで長いことかかりました」と笑いながら話していたが、20年以上も自分の中の違和感を無視して頑張り続けていた訳だ。

 

そしてやっと、世界のコーヒー豆をその場で焙煎して消費者に届けつつ、店頭でこだわりのコーヒーを出すスタイルこそが自分の本当の道であることがわかったという。

 

オーナー曰く「素に戻った方がいい。」

だから、「素に戻る=ゼロからの始まり」という意味で店名を「ZERO」としたという。

 

自分の違和感を無視してはいけないこと。素に戻ってみること。

これが自分らしく生きる方法の秘訣かもしれない。